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J( 'ー`)し「たかし、いい年してお人形遊びかい?」
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埼玉県秩父郡小鹿野町両神の県道沿いに「花陽」という日本酒の看板が
掛かっている商店があります。



(画像はGoogleストリートビューから)

ここ最近になってラブライブ!の事を少しずつ知るようになりw、
小泉花陽さんと字も一緒なので、思い切って看板の写真を撮りに行くことに。

長いのでたたみます。右下の「つづきはこちら」からどうぞ(・ω・)ノ

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最近は羽生市にある南陽釀造さんに「花陽浴」と書いて「はなあび」と読む
銘柄の日本酒がありますが、「花陽」についてはGoogle先生でも全然出て
こないため醸造元がわかりませんでした。

お店が営業しているようなので、お店の方に許可をいただいて看板を撮影。
その時にお店の方から色々と貴重なお話を聞くことが出来ました。

※元画像が3000x4000ピクセルとサイズが大きいため表示にはご注意ください

もしもし画質で申し訳ない。一眼もってけばよかった(´・ω・`)

お店の方によると、

・「花陽」は「かよう」と読む(はなよではなかった(笑))
・「秩父錦」の醸造元である矢尾本店が造っていた。
・最初は「花陽」という名前で販売していたが、県外から買いに来るお客さんが
 増えるにつれ、「秩父と名のついたものが欲しい」という声が多くなったため
 「花陽」から現在の「秩父錦」に名前を変えた。
・秩父錦となった後もしばらくのは花陽が併売されていてお店でも何度か取り寄せ
 したことがあった。
・看板は数年前にお店を建て替えた時に貼り付けてもらったとのこと。
 (建て替え前のお店の写真が店内に飾ってありました)

直接花陽とは関係ありませんが、建て替え前のお店にはかつて両神村内にあった
「近藤醸造」という会社の「秩父路」というお酒の看板もかかっていました。
近藤醸造では他にも「しらふじ」(漢字の表記を聞くのを失念)というお酒もあった
ようです。
他にも、横瀬に酒蔵があった等ネットではでてこない貴重なお話を聞くことが出来
ました。

撮影後お店にあったお菓子を買い、お礼を言い帰宅しました。

矢尾本店が醸造元との情報を得られたので、「矢尾本店 花陽」でGoogle先生で
検索をかけたところ矢尾本店ではなく、ぶぎん地域経済研究所発行のぶぎんレポートと
いう冊子のPDFが出てきましたw
株式会社矢尾百貨店 - ぶぎん地域経済研究所(PDFファイルが開きます)

 #ぶぎんレポートNo.140 2011年1月号に掲載された記事のようです

PDF内の4ページ目に花陽のラベルがカラーで掲載されています。
PDFには明治時代に花陽の銘柄で製造されていたとありますが、実際に切り替わった
のがいつ頃なのか詳しい時期が判明しません。

母親に花陽の事を聞いてみたところ、どうやら昭和30年代あたりまでは普通にあった
らしい?
母親の父(私の祖父)は「花陽は高いから特別な時でもないと飲めない」と聞いたことが
あるとかで当時としてはそれなりの値段をしていたのかもしれません。
となると、あの看板は建て替え前のお店から相当な年数掛かっていたということか…。

秩父錦の酒蔵の酒づくりの森にある資料館に行って花陽に関する資料があるか探して
みようかと思います。

以下余談。
もし現在も「花陽」で出していたら…。小泉花陽コラボラベルの日本酒が出ていたかも。
お米好きだしw

?「かよちんの名前がついたお酒があるなんてすごいにゃ!」
??「凛ちゃんの名前がついたお酒もあるんだよ(グビグビ」

栃木県の北関酒造さんに「米の凛」というりんぱな銘柄がありますw

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